1. 横浜市トップページ
  2. 市政情報
  3. 広報・広聴・報道
  4. 広報・刊行物
  5. 広報印刷物
  6. 広報よこはま
  7. 広報よこはま市版
  8. 広報よこはまPlus
  9. 2024年版
  10. 5月号 あの横浜文化体育館が生まれ変わった!新アリーナ「横浜BUNTAI」潜入レポート

ここから本文です。

5月号 あの横浜文化体育館が生まれ変わった!新アリーナ「横浜BUNTAI」潜入レポート

58年間、「文体」の愛称で市民に親しまれてきた「横浜文化体育館」。2020年9月6日に惜しまれつつ閉館し、建て替え工事が進められてきました。4月に、いよいよ新アリーナ「横浜BUNTAI」が開館したことを受け、イベントのチケット購入時の参考として、また、当日のワクワク感を盛り上げるような施設の特徴に迫る潜入レポートをお届けします。

最終更新日 2024年5月2日

なお、 広報よこはま5月号(外部サイト)では、5月25日・26日に「横浜BUNTAI」内及び周辺で開催される「YOKOHAMA B-Block Fes」を含めた、市内の各種イベントについて紹介しています。ぜひご覧ください。

BUNTAI外観

横浜文化体育館の歴史

「横浜文化体育館」は、1962年に横浜開港100年祭の記念事業として開館しました。
1964年に開催された東京オリンピックでは、バスケットボールやバレーボールの競技会場となったほか、アジア卓球選手権大会や国際ジュニア体操といった国際大会から、相撲やプロレス、ボクシングといった格闘技まで、幅広いスポーツ競技が行われ、スポーツゆかりの場所として大勢の人々に親しまれました。

また、坂本九さんや北島三郎さん、サザンオールスターズ、ボン・ジョヴィなど、国内外のビッグスターがライブを行い、日本屈指のライブ会場としても注目を浴びてきました。成人式会場としても利用されていたため、成人の日の思い出を横浜文化体育館で過ごした市民の方もいるのではないでしょうか。
こうして、スポーツと文化、あらゆる場面で多くの皆さんに愛された施設でした。

そして新たな「横浜BUNTAI」へ

そんな横浜文化体育館は、「横浜BUNTAI」と名前を変えて、新しい横浜のランドマークとなります。横浜市では、「横浜BUNTAI」をメインアリーナ、2020年に先立って開館した「横浜武道館」をサブアリーナに位置づけ、スポーツやエンターテインメント、文化の発信地となるよう、横浜文化体育館再整備事業を進めてきました。

メインアリーナ「横浜BUNTAI」の概要

横浜BUNTAI

開館:2024年4月
住所:中区不老町2丁目7番1
敷地面積 :10,057.23㎡ 
アリーナ床面積:約2,560㎡ (横約64m×縦約40m)
体育室床面積:約691㎡(横約20m×縦約34.6m)
階 数 : 地上3階
建物高さ : 20.645m
諸 室 : ▶アリーナ(バスケ2面)、観客席 約5,000席
▶体育室(バスケ1面) ▶控室、更衣室等

新アリーナ建設にあたり、施設名称を募集したところ、多くの市民の皆さんから、「横浜」「文体」「BUNTAI」など地域・地元への愛着や旧横浜文化体育館への思いが強く寄せられました。歴史を継承しつつ市民の皆さんの思いを生かすため、「横浜BUNTAI」という名称が採用されました。

アリーナでは、約5,000人がスポーツ観戦を楽しめます。4月には、「横浜ビー・コルセアーズ」のホームゲームも開催されました。また、コンサート利用の際には、ステージと観客席が近く、アーティストとオーディエンスでの一体感が楽しめることが魅力です。

スポーツ利用時の写真
©B-CORSAIRS

サブアリーナ「横浜武道館」の概要

横浜武道館

開館:2020年7月
住所:中区翁町2丁目9番地10
敷地面積:5,702.46 ㎡  延床面積:14,981.11㎡
階 数: 地上5階
建物高さ: 29.15 m
諸室: ▶アリーナ バスケ3 面 観客席 約3,000 席 
▶武道場 剣道・柔道4面 観客席 約500 席
▶多目的室、更衣室等

横浜武道館は、2020年7月に旧横浜総合高校跡地を活用し、横浜BUNTAIに先駆け、サブアリーナ施設として先行整備されました。アリーナ・武道場・多目的室などの機能を備えています。これまで、柔道・剣道の大会や、ジュニア体操競技選手権大会なども行われてきました。

関内・関外エリアの交流と集客の拠点へ

関内・関外エリアには、日本大通りや山下公園周辺など、開港以来の歴史と文化あふれる場所や、伊勢佐木町、野毛地区にある個性豊かな商店街など、独自の魅力がたくさんあります。その歴史に加え、市庁舎跡地の活用や、大通り公園の再整備事業などの新たな魅力づくりにも取り組んでいます。そうした人々の交流・集客のメイン拠点の一つとして、横浜文化体育館のレガシーをしっかり受け継ぎながら、スポーツや文化の新たな発信地としての横浜の新たな「ランドマーク」を目指していきます。

これまでの歴史を継承しつつ、新しさを備えた「横浜BUNTAI」の施設へ潜入!

駅からの流れと外観など

施設は横浜駅関内駅の南口から徒歩6分とアクセスのよい立地にあります。

地図

新横浜通りを渡り真っすぐ進むと、白と黒を基調とした建物が見えてきます。
外装は横浜の浜風を受けて進む船をコンセプトとし、曲線を取り入れたデザインとなっています。

BUNTAI外観の写真

外側のアルミ板に開けられた80mmの穴と、内側のドット模様により、角度が変わると帆がたなびいているような揺らぎを感じることができるようになっています。

ドット模様の図
外側の穴と内側のドット模様

入口は1階と2階にあり、2階のメインエントランスへの入口は右手の階段を上がった先にあります。
階段には、旧文体でも広場及び階段に使われていた横浜市電の敷石が使用されています。また、これまでの横浜文化体育館で開催されたスポーツやコンサートイベント名が刻まれており、散策時や入場待ちの際に、横浜文化体育館の歴史とご自身の記憶・思い出とを重ね合わせられる仕掛けが組み込まれています。どんなイベントが刻まれているか、ぜひ探してみてください。

2階エントランス

館内は、黒を基調としたシックな内装となっており、イベントのジャンルを問わず特別な空間を演出する工夫がなされています。

また、2階には常設のラウンジカフェがあります。イベントやスポーツの開催日以外にも、地元住民や観光客の憩いの場として利用できるようになっています。そのほか、市民利用のための体育館なども整備されています。

ラウンジカフェ

エントランスを入った目の前の通用口からは、広々としたアリーナの景色が飛び込んできます。圧巻ですね。

アリーナの内部

アリーナ内部

アリーナの中央には、400インチ×3面のワイドビジョンが備えられており、イベントに合わせて迫力ある映像演出が楽しめます。

5,000席ある客席は、中央部分を広く使うステージやスポーツイベントの際には、座席を一部収納するなど、興行の魅力を最大限発揮できるレイアウトづくりが魅力の施設です。

このほか、プレミアムラウンジやボックス席などラグジュアリーな空間も完備され、イベントに合わせて様々な利用方法で使えるようになっています。

貴重な舞台裏にも潜入

一般には公開されない舞台裏にも、スポーツとエンターテインメント双方の利用を想定した横浜BUNTAIならではの工夫が見られました。
ステージ裏手には、様々なスポーツイベントを想定したスポーツ関連用品や、バスケットボールなどで利用する木の床材が用意されています。

また、スポーツ利用とコンサート利用では、控室等での必要な設備も異なります。横浜BUNTAIでは、スポーツ利用とコンサート利用それぞれに特化した控室等の設備を設け、利用者がより快適に施設を利用できるような工夫がされています。
スポーツ利用では、シャワー設備を備えた控室や、選手のロッカールームが備えられています。
今後、たくさんの有名選手たちがこのロッカールームを利用すると思うと、今からわくわくしますね。

コンサート利用では、この他に楽屋として利用できる控室が設けられています。

帰りには、「History Road」で横浜文化体育館の歴史を再確認!

建物を出て1階の裏手では、これまでの横浜文化体育館の歴史を物語る貴重な写真の品々や、昔の写真を組み合わせて制作されたフォトモザイクアートを見ることができます。まさに、スポーツと文化にあふれた歴史を巡るヒストリーロードです。
近くを寄った際や、イベントの終わりにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

開館に合わせて様々な記念イベントを実施しました

3月23日 開館記念式典

開館を記念する最初のイベントとして、2,000名の市民の皆さんをご招待し、大型ビジョンを用いた「横浜文化体育館の歴史の回顧」をテーマとした映像の上映のほか、「関東学院中学校高等学校マーチングバンド部」、「神奈川県バトン協会・横浜市バトン協会合同チーム」、「YOKOHAMA ROBINS」によるパフォーマンスが行われました。
また、浜風になびく「帆」をイメージした外観を持つことに由来し、横浜BUNTAIを一隻の船とみたて船の命名式・進水式型のセレモニーを行いました。

開港記念式典

4月6日・7日 「ゆず」によるこけら落とし公演

こけら落とし公演は「ゆず」により行われました。
「ゆず」は横浜出身であり、横浜文化体育館では最多となる5回のコンサートを実施するとともに、2020年には、横浜文化体育館の閉館前ラスト公演を行ったアーティストです。
当日は、ファンの皆様に街を回遊していただくため、最寄りの関内駅北口に、「ゆず」の公式マスコットキャラクター「ゆず太郎」の特別装飾によるウェルカムゲートを設置。
さらに、関内駅北口から横浜BUNTAIまでの経路に「隠れゆず太郎」を設置するなど、「ゆず」でいっぱいの横浜の街を楽しんでいただきました。

ゆず
ⒸSENHA

5月には関内・関外エリア全体を盛り上げる「YOKOHAMA B-Block Fes」を開催!

5月25日(土曜)、26日(日曜)には、横浜BUNTAIをはじめ、大通公園、関東学院大学(横浜・関内キャンパス)でスポーツ・エンターテインメント・マルシェを楽しめるイベント「YOKOHAMA B-Block Fes」を開催します。(入場無料・一部 事前予約イベントあり)
詳しくはウェブページ(外部サイト)でお知らせしていきます。

皆さんも、関内・関外地区の交流、にぎわいのキーとなる横浜BUNTAIとその周辺に、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。

ロゴ

このページへのお問合せ

YOKOHAMA B-Block Fesについて にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興課

電話:045-671-3583

電話:045-671-3583

ファクス:045-664-0669

その他問合せについて にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興課

電話:045-671-3288

電話:045-671-3288

ファクス:045-664-0669

前のページに戻る

ページID:650-465-094

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • SmartNews